ランナー膝
ランナー膝
原因と分類
- 原因としては、腸脛靭帯という太ももの外側にある靭帯が、膝の曲げ伸ばしの為にこすれて炎症を起こしてしまいます。
- ランナー膝は長距離を走る方に多くみられます。走り方の癖なども大きく関係してきます。
検査・診断
- 問診や触診で症状を確認して診断します。
- 膝を90度曲げた状態で大腿骨外顆膝(膝のすぐ上の外側出っ張り部分)を指で押しながら膝を伸ばします。この時に痛みが発生すると腸脛靭帯炎の可能性が大きくなります。
鍼灸治療の目的
鍼灸治療の目的としては、どうして膝の外側に負担が掛かりやすいのかを考えて治療していきます。病院では安静にしてください。と言われることが多いと思いますが、アスリートの方が練習を休むという事はとてもつらい事です。当院では、なぜそこに負担がかかるのか考えて治療していきます。股関節の捻じれが原因かもしれません。そうように一つ一つ原因を見つけて治療していきます。早期の競技復帰を目指します。